以前の私は、生命保険について深く考えたことがありませんでした。保険に入っていれば、何かあったときに安心できる。毎月の保険料も「必要な支出」だと考えていました。
そんな私が保険を見直すきっかけになったのは、結婚や出産そのものではありません。家計やライフプランについて学び始めたことでした。
ライフプランについて学ぶ中で、保険料が気になった
将来のお金について考えるために、ライフプランに関する本などを読むようになりました。
教育費はいくら必要なのか。老後にはどのくらい準備しておくのか。毎月の固定費に見直せるものはないか。
家計全体を見るようになる中で、保険も大きな固定費の一つだと気づきました。そこで初めて、「自分は毎月いくら保険料を払っているのだろう」と確認しました。
確認すると、私一人分の保険料は月約3万円だった
当時、私一人分の保険料は月約3万円でした。
それまで毎月支払っていたにもかかわらず、家計全体の中でどれくらいの負担になっているのかを、きちんと意識できていませんでした。
もちろん、保険料が高いか安いかは金額だけでは判断できません。必要な保障が得られているなら、その保険料に意味がある場合もあります。
そこで我が家は、「月3万円は高いから保険を全部やめよう」とは考えませんでした。考えたのは、「そもそも、何のためにこの保険に入っているのか」ということでした。
「いくら払っているか」より「何に備えているか」を考えた
以前の私は、保険について「何となく安心だから」という感覚が強かったと思います。しかし、家計全体を考えるようになると、それだけでは判断できませんでした。
もしものことが起きたとき、家族にどれくらいのお金が必要なのか。預貯金などで対応できる部分はないか。本当に保険で備える必要があるのはどこなのか。
こうしたことを一つずつ考えるようになりました。保険を減らすこと自体が目的ではありません。必要な保障にはお金を払い、必要性を説明できない保障は見直す。我が家にとって大切だったのは、この考え方でした。
見直した結果、掛け捨ての生命保険は残した
保険を見直した結果、すべての保障をなくしたわけではありません。我が家では、掛け捨ての生命保険を残しました。家族に万一のことがあった場合に備える保障は必要だと判断したからです。
一方で、「安心だから」という理由だけで保険を増やすのではなく、必要な保障と家計負担のバランスを考えるようになりました。
この経験から感じたのは、保険を見直すことと、保険をなくすことは別だということです。
保険を見直すきっかけは、結婚や出産だけではなかった
生命保険の見直しでは、結婚、出産、住宅購入など、家族構成や必要な保障が変わるタイミングがよく挙げられます。
我が家の場合、きっかけは家計やライフプランについて学んだことでした。大きな出来事があったからではなく、「毎月払っている固定費を、本当に理解して払っているだろうか」と考えたところから始まりました。
保険料や保障内容をよく分からないまま払い続けているなら、ライフイベントのときでなくても、一度確認してみる意味はあると思っています。
最初に確認したのは、保険料と保障の目的
我が家の経験では、いきなり保険を解約したり、新しい商品を探したりする必要はありませんでした。まず確認したのは、次の3点です。
- 毎月いくら保険料を払っているか
- それぞれの保険が何に備えるものか
- 今の家計や家族に、その保障が必要か
必要な保障は、家族構成、貯蓄、収入などによって変わります。そのため、「この保険は必要」「この保険はいらない」と一律には決められません。
我が家も、保険料を減らすことをゴールにせず、自分たちなりに必要性を説明できる状態にすることを目指しました。
自分だけでは判断しにくい場合もある
実際に保険を確認してみると、「どのくらい保障が必要なのか分からない」「今の契約を残すべきか判断できない」ということもあると思います。
我が家が実際にどのような基準で保障を残したのかは、次の記事で詳しく整理しています。
▶ 保険を見直して月3万円近くから約2,000円に|我が家が残す保障を決めた基準
自分で整理できるなら、それで十分だと思います。一方で、保障額や家計とのバランスを自分だけで判断するのが難しい場合には、第三者へ相談することも選択肢の一つです。
相談する場合も、勧められた商品をそのまま契約するのではなく、自分たちに必要な保障を考えるための材料として利用するのがよいと考えています。
まとめ|保険を見直すとは、保険を減らすことではない
我が家が生命保険を見直すきっかけになったのは、ライフプランや家計について学び始めたことでした。自分の保険を確認すると、私一人分で月約3万円を支払っていました。
ただし、「高いから全部やめる」と判断したわけではありません。何のために入っている保険なのか、本当に必要な保障なのか、家計とのバランスはどうなのかを考えた結果、必要だと判断した掛け捨ての生命保険は残しました。
保険は、入っているだけで安心できるものでも、少なければ少ないほどよいものでもないと思います。
まずは、自分が毎月いくら払い、何に備えているのかを知る。我が家にとって、保険見直しの最初の一歩はそこでした。
