固定費を見直そうと思っても、スマホ、保険、光回線、電気、ガス、サブスクリプションなど、候補が多くて迷います。
以前の我が家も、安くできそうなものを片っ端から変えればよいのか、何から手を付けるべきか分かりませんでした。
実際に見直してみると、大きく支出が下がったものもあれば、変えても効果をはっきり感じなかったもの、比較した結果そのまま残したものもあります。一度解約したあと、生活の変化によって再契約したサービスもありました。
我が家が優先したのは、単に月額が高い順ではありません。
- 金額の効果が大きいか
- 一度変更すれば効果が続くか
- 生活の満足度を大きく下げないか
この3つを基準にしました。この記事では、我が家が実際に変えたものと残したものを整理します。
我が家が見直した固定費と結果
主に確認したのは、次の項目です。
| 項目 | 我が家の対応 | 見直した結果 |
|---|---|---|
| スマートフォン | SoftBankからahamoへ変更 | 本人1回線で当時月約6,000円下がった |
| 生命保険 | 保障を整理し、掛け捨て生命保険を残した | 本人一人分で月約3万円から約2,000円になった |
| 光回線 | SoftBank光からドコモ光へ変更。その後の再変更は見送り | 正確な料金差は記録なし。現在の品質と変更の手間を含めて継続 |
| ガス | 引っ越し時に大阪ガスから関電ガスへ変更 | 多少安くなった感覚はあるが、正確な差額は不明 |
| 銀行口座 | 使う目的を確認し、不要な口座を整理 | 金利差より管理する口座を減らせたことが効果だった |
| Netflix | 一度解約した後、子育て中に再契約 | 生活環境が変わり、支払う価値も変わった |
金額を記録で確認できないものについては、現在の料金から過去の差額を作り直していません。また、保険は同じ商品や同じ保障内容の価格が下がった話ではありません。必要な保障を考え直し、契約内容そのものを変更した結果です。
最初に優先したのは、効果が大きく続きやすいもの
固定費を一度にすべて見直すのは負担があります。そこで我が家は、変更後の効果が毎月続きやすいものから確認しました。
特に結果が分かりやすかったのが、スマートフォンと生命保険です。
スマートフォンは、本人回線をSoftBankからahamoへ変更したことで、当時の料金と比べて月約6,000円下がりました。これは本人1回線だけの差であり、家族全体や光回線を含めた金額ではありません。
変更前は、料金が下がっても通信が不安定になれば困ると考えていました。実際には、私の生活圏では大きな通信上の不満を感じず、その後も使い続けています。
料金差と4年以上使った結果は、SoftBankからahamoへ乗り換えて4年以上|1回線で月約6,000円安くなって感じたことにまとめています。
生命保険は、私一人分で月約3万円払っていました。家計やライフプランを考える中で、何に備えるための保険なのかを整理し、最終的に掛け捨て生命保険を残しました。現在の保険料は月約2,000円です。
ただし、保険料だけを比べて安い商品へ移ったわけではありません。保障内容を整理し、必要だと判断した保障を残した結果なので、「誰でも月2,000円で十分」という意味でもありません。
保険を確認するきっかけと、最初に考えたことは、生命保険の見直しは必要?月約3万円払っていた我が家が見直したきっかけで詳しく書いています。
金額差だけでは変更しなかった光回線
スマートフォンをSoftBankからahamoへ変えた時期に、光回線もSoftBank光からドコモ光へ変更しました。
ただ、当時の光回線だけの正確な料金差や初期費用は記録に残っていません。スマートフォンで下がった月約6,000円を、光回線の効果へ含めることもできません。
その後、別の光回線へ再変更することも検討しました。しかし、現在の通信品質に困っていなかったことに加え、申込み、切り替え、機器の交換や設定などの負担もあります。料金だけを見れば魅力があっても、その差が手間に見合うかを考え、変更を見送りました。
光回線を変えた体験と、その後の再変更を見送った判断は、SoftBank光からドコモ光へ乗り換えた体験|安さだけでは再変更しなかった理由にまとめています。
固定費は、比較のたびに最安へ移ればよいとは限りません。現在困っていることがあるか、変更によって何が改善するか、手続きの負担まで含めて考える必要があると感じました。
変えても大きな効果を感じなかったものもある
引っ越しの際、ガスを大阪ガスから関電ガスへ変更しました。若干安くなる可能性があると考えたためです。
変更後、多少安くなった感覚はありますが、家計が大きく変わったと感じるほどではありませんでした。過去の請求額や使用量を同じ条件で比較できないため、正確な削減額も書けません。
この経験から、固定費は変更すれば必ず大きく下がるわけではないと分かりました。金額差が小さいものへ時間をかけ続けるより、効果が大きい項目を先に確認する方が、我が家には合っていました。
銀行口座は、金利より管理の負担を減らした
銀行口座については、より高い金利を探すことより、何のために持っている口座なのかを確認しました。
証券口座と一緒に使う口座、子どもの保育園の振込に必要な口座など、用途があるものは残しています。一方、使わなくなった口座は、管理する手間を減らすために解約しました。
口座を減らしても、毎月の支出が大きく下がるわけではありません。それでも、残高や入出金、登録情報を確認する場所が減り、家計を把握しやすくなりました。
固定費の見直しでは、料金だけでなく、管理にかかる時間や迷いが減るかも効果の一つだと考えています。
一度やめても、生活が変われば必要になるものがある
我が家では、Netflixを一度解約したことがあります。
夫婦二人で生活していた頃は、視聴する時間を十分に取れず、毎月料金を払う価値を感じにくくなったためです。
その後、子どもが生まれ、家庭で過ごす時間や映像コンテンツの使い方が変わりました。子育て中に利用する価値を感じるようになり、再び契約しています。
同じサービスでも、必要性は生活環境によって変わります。一度解約したから不要なままとは限りません。反対に、以前はよく使っていたものでも、今の生活で使っていなければ見直す余地があります。
固定費を減らす目的は、支出をできるだけゼロにすることではありません。支払っている金額と、暮らしの中で得ている価値が合っているかを確認することだと考えるようになりました。
固定費を見直すときに使った3つの判断軸
我が家では、次の順番で考えると優先順位を付けやすくなりました。
1. 金額の効果が大きいか
現在の支払額と、変更後に実際に減る金額を確認します。特典や、もともと使っていない有料機能を、そのまま節約額へ含めないようにしました。
2. 一度変更すると効果が続くか
毎月確認し続けなくても、手続き後に効果が続くものを優先しました。変更時の手間があっても、その後の負担が小さければ取り組みやすくなります。
3. 生活満足度を大きく下げないか
安くなっても、通信で困る、必要な保障がなくなる、家族が使っているサービスを失うのであれば、家計全体では納得できません。
反対に、ほとんど使っていないものや、代わりの方法があるものなら変更しやすくなります。
何から始めるか迷ったら、現在払っている金額と役割を確認する
固定費の見直しで最初に必要だったのは、新しいサービスを探すことではありませんでした。
まず、現在何にいくら払っているのか、その支出が生活の中でどんな役割を持っているのかを確認しました。
そのうえで、次のように分けます。
- 金額が大きく、見直し後の効果が続きやすいもの
- 金額差は小さいが、管理の負担を減らせるもの
- 生活満足度への影響が大きく、金額だけでは決められないもの
我が家では、スマートフォンと生命保険の効果が大きく、優先して考える意味がありました。一方、ガスは変更後の差を大きく感じず、光回線は次の変更を見送り、Netflixは生活の変化に合わせて再契約しました。
家庭によって支払っている金額も、必要なサービスも異なります。すべてを同じ順番で見直す必要はありません。まずは一つ、支払額と役割を説明できない項目から確認すると、次に考えるものを決めやすくなります。
まとめ|最安ではなく、効果と暮らしのバランスで決めた
我が家が固定費を見直すときに使った判断軸は、次の3つです。
- 金額の効果が大きい
- 一度変更すると効果が続く
- 生活満足度を大きく下げない
実際に見直した結果、スマートフォンと生命保険では大きな変化がありました。一方、ガスは効果を明確に感じられず、光回線は変更の手間も考えて継続しました。Netflixのように、一度やめても生活の変化によって価値が生まれたものもあります。
固定費を見直すことは、支出をすべて削ることではありません。現在払っている金額と役割を確認し、自分たちの暮らしに合う形へ整えることでした。
