将来のことばかり考えていた
お金のことを考え始めた頃、
自分の頭の中は、
何十年も先のことでいっぱいでした。
教育費。
老後資金。
住宅購入。
子どもの人数。
生活は回っていました。
共働きで赤字でもありません。
それでも、
「もっと準備しなければ」
という気持ちばかりが大きくなっていました。
積立額は、多いほど安心だと思っていた
当時考えていた積立額は、
- 教育費:月5万円
- 老後資金:月10万円
できるだけ多く積み立てたほうが、
将来は安心できる。
本気でそう思っていました。
もちろん、
その考え方が間違っているとは思いません。
でも今振り返ると、
積立額を増やしたかったというより、
不安を少しでも減らしたかったのだと思います。
将来のためと言いながら、不安に動かされていた
旅行へ行くとき。
外食をするとき。
何かを買うとき。
そのたびに、
「このお金を積立に回したほうがいいんじゃないか」
と考えていました。
将来のためだから仕方ない。
そう思っていました。
でも、
少しずつ違和感がありました。
今を楽しむたびに、
どこか罪悪感のようなものを感じていたからです。
妻との話で考え方が変わった
ライフプランを見直す中で、
妻とも何度も話しました。
その中で出てきたのが、
「今の生活も大切にしたい」
という考えでした。
子どもが小さい時間は、
今しかありません。
家族旅行も、
今しかできません。
家族みんなで過ごせる時間も、
あとから買い戻すことはできません。
将来は大切です。
でも、
今も同じくらい大切でした。
ライフプランを見ながら考え直した
感覚だけで決めたわけではありません。
ライフプランを見ながら、
教育費。
老後資金。
住宅予算。
働き方。
毎月の支出。
前提条件を一つずつ整理しました。
その結果、
教育費は月5万円から3.5万円へ。
老後資金は月10万円から5万円へ。
その代わり、
旅行や家族で過ごす時間にも、
しっかりお金を使うことにしました。
積立額だけを見ると減っています。
でも、
我が家にとっては、
納得して続けられるバランスになりました。
積立額を減らしたのに、不安は増えなかった
正直、
積立額を減らすことには少し抵抗がありました。
「本当にこれで大丈夫だろうか」
という気持ちもありました。
でも実際は、
不安は増えませんでした。
むしろ、
納得感のほうが大きくなりました。
将来にも備えられている。
今の生活も楽しめている。
その両方ができていると思えたからです。
必要だったのは「もっと積み立てること」ではなかった
以前の自分は、
積立額を増やせば安心できると思っていました。
でも実際に必要だったのは、
積立額ではありませんでした。
何を大切にしたいのかを決めること。
教育費にも正解はありません。
老後資金にも正解はありません。
積立額にも正解はありません。
だからこそ、
自分たちなりの判断基準を持つことが大切でした。
その基準ができたことで、
「もっと積み立てたほうがいいのでは」
という漠然とした不安に振り回されることは少なくなりました。
今振り返って思うこと
将来への準備は大切です。
でも、
我が家にとっては、
将来だけではなく、
今の暮らしも同じくらい大切でした。
ライフプランを見直したことで、
将来と今のバランスを、
自分たちなりに決められるようになりました。
それが、
やらなくてよかったと思う一番の理由です。

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