ライフプランを作ってよかったと思う理由|将来のお金の不安が減った我が家の使い方

この記事にはアフィリエイト広告が含まれます。

「このままお金を使って大丈夫なのか」

「子どもの教育費や老後資金まで考えると、もっと貯めた方がいいのではないか」

以前の我が家には、そんな漠然とした不安がありました。

今は、その不安がかなり減っています。

きっかけになったのが、ライフプランを数字にしたことでした。

我が家では、最初から自分でライフプラン表を作ったわけではありません。

FP相談を利用した際にもらったライフプラン表が出発点です。

その後、自分たちが管理しやすいように支出項目などを作り変え、現在は自分たちで更新しています。

約1年使ってきて感じるのは、ライフプランは「20年後の資産額を正確に当てる表」ではないということです。

我が家が知りたいのは、

今から将来まで、収入の範囲で必要な支出を無理なく続けられるか。

そして、

将来必要なお金を準備したうえで、今いくらなら安心して使えるか。

ということです。

この記事では、我が家が実際にライフプランをどう使っているのか、作ってから失敗したことも含めて紹介します。

我が家のライフプランはFP相談でもらった表から始まった

最初のライフプラン表は、FP相談の中でもらいました。

人生全体のお金を一度数字にしてもらえたことは、その後の家計管理を考えるうえで役立ちました。

ただ、その表をそのまま使い続けているわけではありません。

使っているうちに、

「自分たちが確認したい単位で支出を整理したい」

と思うようになったからです。

そこで、もらった表を参考にしながら、自分たちの家計に合わせて作り変えていきました。

元のシートや現在使っているシートそのものは、この記事では公開しません。

大切なのは表の形ではなく、その表を使って何を判断するのかだと考えているからです。

見ているのは「将来の資産額」より毎年の収支

我が家のライフプランは、現在から65歳までを一つの期間として作っています。

入れているのは、たとえば、

  • 手取り収入
  • 日々の生活費
  • 家賃
  • 教育費
  • 老後などに向けた積立
  • 預金残高
  • 退職金

などです。

年金受給後までを一つの表で細かく予測しているわけではありません。

投資資産を含めた総資産額を、毎年精密に予測することが目的でもありません。

中心に置いているのは、もっと単純な数字です。

その年の手取り収入 − その年の支出 = 年間収支

これを将来まで並べます。

基本的には、収入が支出を上回る状態にしておく。

一方、教育費など大きな支出が重なる時期なら、単年度で赤字になることもあります。

その場合は「赤字だからダメ」とは考えません。

どの程度の赤字になるのか。

何年続くのか。

手元の現金で吸収できるのか。

生活防衛資金まで減らしてしまわないか。

そうしたことを確認します。

将来の資産額を一点で当てることより、家計が無理なく回り続けるかを見ることを重視しています。

将来を正確に当てようとはしていない

20年後の家計を、今の時点で正確に当てることはできません。

収入も変わります。

物価も変わります。

子どもにかかるお金も変わります。

投資の運用結果も分かりません。

だから我が家では、ライフプランを「未来を予言する表」にはしていません。

最初は、食費や教育費、子ども1人にかかる費用などについて、一般的な金額を調べて仮の数字を置きます。

そこから、自分たちが望む生活水準に合わせて調整します。

そして実際に生活してみる。

食費、子ども関連費、光熱費、交通費などは、家族が増えれば当然変わります。

そこで重要になるのが、実際の支出です。

我が家ではマネーフォワード MEを使って支出を把握しています。

実際の生活でいくら使ったのかを確認し、その実績を次のライフプラン見直しに使います。

つまり、

平均的な数字で仮置きする
→ 実際に生活する
→ 支出実績を把握する
→ ライフプランを現実に近づける

という繰り返しです。

マネーフォワード MEを約4年間使って、どのように年間支出を把握しているのかはこちらの記事で詳しく書いています。

マネーフォワード MEを約4年間使った結果|自動化後に残った家計管理

第一子、第二子。家族が変わるたびに作り直した

ライフプランを大きく見直したのは、家族の状況が変わったときです。

第一子が生まれたとき。

そして第二子を迎えるとき。

子どもが増えれば支出が増えます。

それだけではありません。

出産や育児によって配偶者の働き方が変われば、収入も変わります。

つまり、

収入減少と支出増加が同時に起こる可能性があります。

こういうときこそ、頭の中だけで「たぶん大丈夫」と考えるのではなく、ライフプランへ入れて確認します。

その結果を見ながら、積立額なども含めて家計全体を調整してきました。

現在は、原則として年1回ライフプラン全体を見直しています。

それとは別に、出産や働き方の変更など、家計の前提が大きく変わるときにはその都度見直します。

逆に、約2か月に1回支出を確認するたびに、将来の数字まで細かく変更することはしていません。

これは以前の失敗から変えた部分でもあります。

安全側に考えすぎて失敗した

ライフプランを作れば、それだけで正しい判断ができるわけではありません。

我が家も途中でかなり修正しました。

その一つが、安全側に考えすぎたことです。

たとえば、資産運用の想定利回りを年3%程度で計算していた時期がありました。

もちろん、運用結果は将来どうなるか分かりません。

低めに見積もること自体にも意味はあります。

ただ、安全側へ寄せれば寄せるほど良いわけでもありませんでした。

将来の運用結果を低く見積もれば、その分だけ今から必要だと計算される積立額は大きくなります。

数字の上では安全でも、そのために今の生活を必要以上に圧迫すれば、我が家が作りたいライフプランとは違ってきます。

現在は、過去の運用実績なども踏まえながら、名目の運用利回りと物価上昇の影響を分けて考えています。

ただし、将来の運用利回りを保証できるものではありません。

ここで伝えたいのは「何%で計算すれば正解」ということではなく、

安全側の数字を置けば置くほど良いわけではなかった

という我が家の経験です。

積立額を細かく変えすぎたこともあった

もう一つの失敗が、数字に合わせて積立額を変えすぎたことです。

「今年は余裕があるから多く積み立てる」

「支出が増える年は減らす」

と、年度ごとの収支に合わせて細かく変更していました。

さらに、数字だけを考えれば、

最初にまとまった金額を投資して、その後の積立を止める

という方法が効率的に見えることもあります。

早く投資すれば、それだけ長く運用できるからです。

ただ、それは我が家の家計管理の方針とは合いませんでした。

我が家が大切にしているのは、

必要な現金を残したうえで、無理なく支出できる一定額を淡々と積み立てること

です。

数字上の効率を最大化することと、実際の家庭で何十年も続けられることは同じではありません。

今は、毎年の数字に反応して積立額を細かく動かすのではなく、家族構成や働き方など大きな前提が変わったときに全体を再計算するようにしています。

生活防衛資金は別に守る

将来の収支が成立していても、手元の現金がなくなってしまっては困ります。

我が家では、最低限の生活に必要な年間支出の半年〜1年分程度を、生活防衛資金として現金で確保する考えです。

旅行などの贅沢費まで含めた年間支出ではありません。

住宅費、食費、光熱費など、最低限生活していくために必要なお金を基準にします。

教育費などで一時的に年間収支が赤字になること自体はあり得ます。

ただし、その結果として現金資産が生活防衛資金を下回らないかは確認します。

NISAを始めるときにも、この「投資するお金」と「現金で残すお金」の線引きはかなり考えました。

詳しくはこちらの記事にまとめています。

NISAはいくら残して始める?我が家が生活防衛資金を先に決めた理由

旅行や外食を削るために作っているわけではない

ライフプランを作る目的は、できるだけ支出を減らすことではありません。

我が家にも、お金を使いたいものがあります。

旅行。

外食。

そして教育費。

こうした支出を全部削れば、家計の数字は良くなります。

でも、それでは何のために家計を管理しているのか分かりません。

先に、

「我が家はここにお金を使いたい」

という価値観があります。

その支出をライフプランへ入れてみる。

将来必要になる教育費や老後資金なども含め、それでも無理なく家計が成立するのであれば使う。

私の場合、そこまで確認できれば必要以上に悩みません。

つまり、

価値観で何に使いたいかを決め、ライフプランで本当に使えるか確認する。

という使い方です。

一番変わったのは「今使っていいお金」が分かったこと

ライフプランを作ってよかったと感じる一番大きな理由は、将来必要なお金が整理されたことです。

教育費。

老後資金。

今後の生活費。

こうした将来必要になるお金をあらかじめ家計へ織り込みます。

そのうえで将来まで収支が成立しているのであれば、

今あるお金をすべて将来のために貯め続ける必要はない

と考えられるようになりました。

将来のお金が見えていなければ、

「もっと貯めた方がいいのではないか」

「これを買って大丈夫なのか」

と際限なく不安になります。

でも、必要なお金をある程度数字にして、その準備までライフプランに入れている。

そうすると、

「この範囲なら今使っても大丈夫」

と判断できます。

我が家にとって、これはかなり大きな変化でした。

ライフプランは、将来のために今を我慢するための表ではありません。

むしろ、将来を準備したうえで、今のお金を安心して使うための表になっています。

最初から自分で作るのが難しければ、FP相談を入口にする方法もある

ここまで読むと、

「自分でライフプラン表を作るのは難しそう」

と思う人もいるかもしれません。

実際、我が家もゼロから作ったわけではありません。

最初のきっかけは、FP相談でもらったライフプラン表でした。

人生全体のお金を一度整理して、大枠を作る。

その後、実際に生活して分かってきた支出や、自分たちが大切にしたいことに合わせて細かく作り変えていく。

我が家にはこの順番が合っていました。

ただし、ここは誤解がないように書いておきます。

私がライフプラン表を作ってもらったFPと、以下で紹介する「みんなの生命保険アドバイザー」は別です。私はこのサービスを利用していません。

「みんなの生命保険アドバイザー」は、提携する保険代理店のFPを紹介するサービスです。

自分だけでは家計全体や将来のお金を整理しにくく、FPへの相談を考え始める入口がほしい人にとっては、選択肢の一つです。

相談料は無料ですが、相談の中で保険商品の提案を受けることがあります。

相談後に加入するかどうかは自分で決められます。また、地域や相談内容などによって担当者を手配できない場合があります。

自分だけでライフプランを整理するのが難しい方は、サービス内容を確認してみてください。

【広告】

みんなの生命保険アドバイザー

※相談だけで家計の問題が解決することや、特定の結果が得られることを保証するものではありません。最新のサービス内容・利用条件は、申込み前に公式情報をご確認ください。

まとめ|ライフプランは将来を当てる表ではなかった

約1年使ってきて、我が家にとってのライフプランの役割はかなりはっきりしました。

将来の資産額を正確に当てることではありません。

今から将来まで、自分たちが望む生活を無理なく続けられるか確認すること。

そのために、

  • 現在の支出を把握する
  • 将来必要になる支出を仮置きする
  • 収入と支出を並べる
  • 大きなライフイベントがあれば見直す
  • 実際の支出に合わせて現実へ近づける

という使い方をしています。

途中では、安全側に考えすぎたり、積立額を細かく変えすぎたりもしました。

だから今は、数字上の最適解を作ることより、実際の家計で無理なく続けられることを重視しています。

そして一番大きかったのは、

将来必要になるお金を整理したことで、将来への漠然とした不安がかなり減ったことです。

将来のお金が不安だから、今はできるだけ使わない。

そう考えるのではなく、

将来に必要なお金を先に考える。
そのうえで、今使っていいお金は使う。

我が家では、その判断をするためにライフプランを使っています。

タイトルとURLをコピーしました